EV充電 〜自宅や職場などでの普通充電

 株式会社I-S3の益田と申します。

弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。


EV充電の話となると、どうしても急速充電のことが話題になりやすいです。 急速充電に関しては、巷でよく見るCHAdeMO規格の充電は、国産EVでもテスラ(アダプターが必要)などの輸入EVでも用いることが出来て便利ですが、30~40kW程度の充電速度のものが多いので、一回30分の充電で走ることができる距離が100km未満と短く、利便性には難があります。 早期に競争力のある充電速度の充電器を一箇所に複数台並べるなどの整備が望まれます。 その点、テスラが提供するスーパーチャージャーは充電速度も125kW~250kWと高速であり、一箇所あたりの充電器の台数も多く、現在、急ピッチで全国に設置が進んでいることから、現時点でテスラとテスラ以外の全てのEVメーカーという比較を行うと、テスラの利便性が圧倒的に優っていると結論せざるを得ません。 つまり、日本において長距離走行を考慮した場合にまともに運用できるのはテスラだけということになります。 もちろん、この状況は時事刻々変わってはいくでしょう。


しかし、先ほど、長距離走行を考慮した場合と述べたのには意味があります。 日本において、自家用車の稼働率は4%程度であり、自家用車は平均して1日に1時間程度しか走行しません。 そうすると長距離走行というものは極めて例外的な行動ということになります。 また、昨今のEVは実用領域でも300km程度の走行は可能ですから、300kmを超えない限り急速充電の需要は殆どないと言っても過言ではありません。 もちろん、遠出をする場合には急速充電は必要ですし、車の選定の際の指標の一つにはなりますが、実際にEVを運用する際に日常最も重要なのはご自宅や職場、商業施設などの滞在時間の長い場所での基礎充電(AC200V普通充電)になります。 つまり、あなたが長時間駐車する場所に普通充電器を設置することが重要です



長時間充電する場所は、自宅、自宅近くの駐車場、職場、商業施設やホテルなどでしょう。 そのような場所に一個ずつ充電器を設置して行くことが私たちの目標です。 不特定多数が充電するスポットでは、手間の少ない課金システムを導入した充電器を設置を進めて行きます。


充電器設置に関して、計画段階から是非お気軽に相談して頂ければと思います。


弊社は群馬県にありますので、関東甲信越でしたら直接伺うことが可能です。

遠方の方も是非、ご連絡いただければと思います。


https://www.i-s3.com/




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