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電気自動車とAC200V普通充電器の利点

  電気自動車とAC200V普通充電器の利点 はじめに 電気自動車(EV)は、その持つ利点が広く認知されるにつれ、人気が高まっています。EVは環境にやさしく、ガソリン車に比べて運用コストが安く、効率的で長距離走行にも対応可能です。さらに、AC200V普通充電器の導入により、EVの利便性が飛躍的に向上します。 電気自動車の利点 環境性能に優れる EVは排気ガスを出さないため、大気質の改善や温室効果ガスの削減に貢献します。 運用コストが安い 電気料金はガソリン代に比べて安いため、EVの維持費は低く抑えられます。 効率的で長距離走行可能 EVはガソリン車に比べて効率的であり、少ないエネルギーでより長く走行できます。そのため、電気代負担も従来のガソリン車と比べて非常に低く抑えられます。 運転が楽しい EVは静かでスムーズな運転感を提供し、瞬間的なトルクが得られるため、加速時に楽しい運転ができます。 AC200V普通充電器の利点 EVをより速く充電 充電器は、標準の100ボルトのコンセントよりもはるかに速く充電できます。これにより、より早く道路に戻ることができます。具体的には、5kWの充電器の場合ですと1時間あたり概ね25km~30kmの走行分の充電が可能ですから、数時間から一晩で殆ど充電が完了します。 利便性が向上 AC200V普通充電器は、住宅や職場に設置されることが一般的であり、いつでもEVを充電することができます。これにより、将来はご自宅に駐車スペースがなくてもEVを所有することが容易になります。もちろん、将来はマンションなどでも充電環境は整って行くでしょう。 手頃な価格 近年、充電器のコストが大幅に低下しています。これにより、住宅や企業にとって手頃な価格で導入できます。この価格は急速充電器と比べて圧倒的に安価ですので、多数台設置することで利便性を確保することができます。急速充電設備の場合は、設置台数が限られるので、充電が完了したら次の人に順番を譲らなければなりません。 まとめ EVとAC200V普通充電器は、EVオーナーの利便性を飛躍的に高めます。価格も手頃ですし、自家消費用太陽光発電などと組み合わせると環境にも大変やさしいものです。EVを検討している場合は、是非、AC200V普通充電器も一緒

充電スタンド・ステーションを検索している皆様へ

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株式会社 I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普>及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 EV充電を検索すると、先ずは多くの充電スポット(充電スタンドや充電ステーション)の情報が表示されます。 また、キーワードとしても出先での充電や支払いの関連の情報が多く検索されているようです。 しかし、既にEVに乗っている皆様や近い将来EVに乗り換える皆様は普段どこで充電することになるのでしょうか? 初めに答えを言うと、自宅や職場などの皆様が長時間駐車する場所です。自動車は製造から廃棄までの期間の96%は駐車しており、主な機能は駐車です。  現行の内燃機関で動く自動車(ICEVまたは化石車)では、燃料がなくなる度にガソリンスタンドへ行って給油をしていますから、動力が電気にかわっても同様のスタンド・ステーションへ行くのではないかと単純に想像する人も多いかも知れません。 検索の結果は恐らくその様な傾向を反映しているのでしょう。 ただ、現在、皆様が当たり前だと思っているガソリンや軽油を用いた自動車文化は太古の昔からの伝統ではなくて、実はたったの 100年 そこそこの歴史しかない移ろい行くトレンドの一つに過ぎないのかも知れません。 では、何故、化石車(ICEV)を運用する際には、ガソリンなどをガソリンスタンドに集約して、そこまで買いに行く運用をするのでしょうか?  ガソリン自動車の普及とほとんど同時期に始まった電力事業では、最初期より電気は各家庭まで送電されて電気を買いに出かける必要はありませんでした。 我が国でもちょうどその頃、1886年に現:東京電力の前身の東京電灯会社が開業しています。 当然ですが、一般大衆も使うガソリンも電気同様に家まで届いた方が便利に決まっています。 ただ、理由は言うまでもないですが、ガソリンを宅送するのは危険でコストも高いのでガソリンの宅送は行われておらず、現実的なソリューションとして全国津々浦々にガソリンスタンドを設置して運用するという方式が採用されています。 つまり、ここで言いたいのは、ガソリンをスタンドまで買いに行くのは理想形ではなく、「仕方がないこと」だと言う点です。 その上で、これから自動車

EVに乗っている立場で行き先をどう考えるか?

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  株式会社I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 実は、私もテスラの推奨業者だったり、EV充電器の設置を推進する立場上、自分でもテスラモデル3を所有し運用しながらより良い普及方法を考えております。今回は、実際に充電器を準備される事業者側の視点ではなく、利用者側の視点で「どの様に、充電器の有無と目的地を判断をするだろうか?」という観点で考えて見たいと思います。 前提として、自宅充電や職場充電などの環境が整っているユーザーを考えます。私自身がそうだということもありますが、将来的にこの層が一番主流になるからです。何事も例外から考えるのは良くないです。先ずは、ざっくりとした解を考えた後にきめ細かく全ての人に対応することを考えましょう。 「出かける行き先をどうするか?」ということですから、毎日の日常の部分から1年に1回くらいの頻度の話しくらいまでを前提に、距離別に考えてみたいと思います。 近場 先ずは近場のお出かけに関してですが、これに関しては基礎充電環境がある場合にはさほど重要ではないと思いますが、お買い物や飲食中に来た道のり以上の充電が出来ていれば少しだけ嬉しいかも知れません。但し、近場のお出かけでも職場は例外で、こちらは基礎充電の範疇なので折角の昼間の充電時間なので、太陽光発電などの再エネ電力で充電できると理想的だと思います。会社も電気の方がガソリンよりも安いですし、外部にアピールできる先進的な試みとして受け入れてくれやすいと思います。 日帰り小旅行 次に少し遠出するケースを考えてみましょう。イメージとしては高速道路を使っての日帰りのドライブとかを想定しています。この場合、概ね片道で100km~200kmくらいは走ってそうなので、家までの往復はやや厳しくなってきます。この場合は行った先での滞在時間にもよりますが、以下の2つのオプションがあります。 途中で経路充電(急速充電)を行う 滞在先で目的地充電(AC200V普通充電)を行う 1の経路充電はスマートで良いのですが、現状や今後を考えると厳しい面もみえてきます。高速道路のSAには急速充電器は1~2台しか設置されていなく、充電速度

職場へのEV充電器の設置で再エネ率を上げる

株式会社 I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 EV充電の主役は自宅や職場でのAC200V普通充電です。自宅で休んでいる時間や職場で働いている間に充電を行うと実質的に充電のみで時間を取られることなく充電することができます。これにより従来ガソリンスタンドに行くのに費やしていた時間や労力の負担を軽減することができます。自宅の場合、夜間から早朝にかけての充電が多くなる一方、職場で充電を行った場合、日中が主な充電時間になります。 実は、一口に電気といっても時間帯によって発電している電源の割合が変わってきます。電源の種類によってそれぞれ出力特性が異なります。概ね一定出力が出せる原子力、負荷に応じて比較的柔軟に出力を制御できる火力発電、安定性と輸入燃料に頼らなくて済む特徴のある水力発電に加え、近年は再生可能エネルギーによる発電も増えてきていますし、今後も増えて行く見込みです。ところが、再生可能エネルギーの中でも特に導入量の多い太陽光発電と風力発電には出力が安定しないという課題があります。この問題は長期的には蓄電池の普及により改善されていくのですが、しばらくは問題になり続ける部分です。 不安定な再生可能エネルギーのなかでも導入量が最も多く、今後、主力電源になると思われる太陽光発電の出力は日照条件に大きく依存し、天気の良い日の昼間の発電量が非常に多くなるという特徴を持っています。つまり、天気の良い昼間の電気は再生可能エネルギー比率が高くなるという事です。結果的に、昼間の電気を積極的に用いることで、使用電力量に占める再生可能エネルギーの割合を高くすることができるわけです。 とは言え、生活や事業用の電力使用をお天気任せにする訳にも行きません。どうすれば再エネ率の高い電気を優先的に用いることができるでしょうか? その答えの一つが大型蓄電池への充電です。大型蓄電池に電気を貯めておけば、その後好きなタイミングで利用することができます。特に、EVは今後劇的に普及することが予想されており、昼間に充電を行うことで電力利用における再エネ率を上げることに大きく貢献しそうです。 では、昼間の時間に効率的にEV充

自宅にどこにどのようにEV普通充電器を設置するか?

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株式会社I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。  EVを快適に運用するためには、日常使いに十分な充電ができる充電器を身の回りに設置する必要があります。 いつもの話なので結論へ飛びますが、 EV充電のメインはご自宅等での普通充電です。 夜、帰宅時に充電器を挿せば朝の出発時には十分な充電が完了しているということになるので非常に便利です。 毎日、家に帰るたびに充電されるので従来のガソリン車の様に、「今日はガソリンが少ないのでスタンドへ行かなければ、」と言う様な心配からも開放されます。 ご自宅でのEV充電には、簡易なコンセントの設置か固定式の普通充電器の設置かが選べます。 私は基本的には固定式の最大充電速度が6kW程度は出る充電器の設置をお勧めしております。 理由は、EVコンセントでは3kW程度に出力が制限されるからです。 3kWの充電器ですと、1時間で充電可能な電力は3kWhとなり、走行可能距離は15km程度になってしまいます。 これですと10時間で150kmですから、実用レベルで困らない可能性もありますが、やや物足りないところです。 普通充電器の設置例を下の写真に示します。 様々な住環境にお住まいの方がいらっしゃると思いますが、それぞれの要望にお応えしながら充電器を設置することが可能です。 何れの工事も現地調査込みの1日の作業で完了しております。 EV充電のメインはご自宅での普通充電ですので、是非、ご自宅にどの様に充電器を設置したいか考えてみて下さい。 簡易に設置できるが、200Vでも3kW程度の充電速度しかでない。

喫茶店には普通充電器がいっぱいあった方が良いというお話し

  株式会社I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 EVの充電ではAC200Vでの普通充電が最も大切です。 特に、ご自宅や職場などの滞在時間が長い場所に普通充電器を設置して基礎充電を行うことで日常の利便性を確保できます。 ご自宅に設置できれば、最近のEVであれば殆どストレスなく運用できると思います。 長距離移動の際にはテスラであればスーパーチャージャーを利用できますし、その他のブランドでも徐々に急速充電スポットが増えていく事でしょう。 これだけでも、それなりに便利にEVを運用できる様な気もしますが、さらに利便性を高めるためには滞在時間の長いところに地道に普通充電器をつけて行くことが重要です。 職場やホテルやショッピングモールはもちろんですが、喫茶店なんかも比較的滞在時間の長い場所なのではないでしょうか? コーヒーを飲みながらお気に入りのパソコンで仕事を進めるのも良いでしょう。 もしかしたら試験勉強や読書、創作活動の方もいらっしゃるかも知れませんね。 コーヒー数杯のタスクが終わった頃にはEVの充電もばっちりな筈です。 もしあなたがカフェのオーナーでしたら、普通充電器を充実させることで、今までとは少し異なるお客様を誘い込めるかも知れません。 地域の文化スポットの一つでもあるあなたのカフェにEV充電という新たな文化を注ぎ込むデバイスを追加してみるのはどうでしょう?

ホテルには普通充電器がいっぱいあった方が良いというお話し

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株式会社I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 EVの充電ではAC200Vでの普通充電が最も大切です。 特に、ご自宅や職場などの滞在時間が長い場所に普通充電器を設置して基礎充電を行うことで日常の利便性を確保できます。 ご自宅に設置できれば、最近のEVであれば殆どストレスなく運用できると思います。 長距離移動の際にはテスラであればスーパーチャージャーを利用できますし、その他のブランドでも徐々に急速充電スポットが増えていく事でしょう。 これだけでも何とかEVを運用できる様な気もしますが、さらにもう一つ重要な、場合によっては急速充電網よりも重要な要素があります。 それは、『目的地充電』(デスティネーションチャージング)です。 お仕事や休暇で出かけた場合、夜はホテルということも多いと思います。 そんな時にお泊まりのホテルに普通充電器があったらどうでしょう? 急速充電器ではなく普通充電器です。 急速充電器では30分程度で充電が終わったら移動しなければなりません。 高級ホテルでお車の移動はホテルがやってくれる場合は良いですが、自分で移動させるのは面倒臭いですよね。 そう考えるとホテルでの充電は普通充電に限るって話になります。 普通充電器の消費電力はものによる違いもありますが、概ね6kW前後です。 この容量であれば、それなりの大きさのホテルであれば、ある程度の数を大規模改修なしで設置できます。また、一部の機種には負荷分散機能というものが付いていて、電力消費量の上限の中でなるべく多くの普通充電器を運用できるように融通することができます。 その様に運用することで、充電速度は必ずしも十分ではないかも知れませんが、一人でも多くのお客様がお休みの間に車の充電を行うことができる様になります。 朝食を取ってから充電の心配もなく次の目的地に向かうことができるので満足度のアップは間違いありません。 ホテルなどを経営している方は、今すぐに普通充電器をたくさん取り付ける検討をして下さい。 はい、重要です。 女将さんッ❗ #充電 #普通充電器で良いんです https://t.co/8Ps33Yclmv — 調布