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充電スタンド・ステーションを検索している皆様へ

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株式会社 I-S3 の益田と申します。 弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普>及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。 EV充電を検索すると、先ずは多くの充電スポット(充電スタンドや充電ステーション)の情報が表示されます。 また、キーワードとしても出先での充電や支払いの関連の情報が多く検索されているようです。 しかし、既にEVに乗っている皆様や近い将来EVに乗り換える皆様は普段どこで充電することになるのでしょうか? 初めに答えを言うと、自宅や職場などの皆様が長時間駐車する場所です。自動車は製造から廃棄までの期間の96%は駐車しており、主な機能は駐車です。  現行の内燃機関で動く自動車(ICEVまたは化石車)では、燃料がなくなる度にガソリンスタンドへ行って給油をしていますから、動力が電気にかわっても同様のスタンド・ステーションへ行くのではないかと単純に想像する人も多いかも知れません。 検索の結果は恐らくその様な傾向を反映しているのでしょう。 ただ、現在、皆様が当たり前だと思っているガソリンや軽油を用いた自動車文化は太古の昔からの伝統ではなくて、実はたったの 100年 そこそこの歴史しかない移ろい行くトレンドの一つに過ぎないのかも知れません。 では、何故、化石車(ICEV)を運用する際には、ガソリンなどをガソリンスタンドに集約して、そこまで買いに行く運用をするのでしょうか?  ガソリン自動車の普及とほとんど同時期に始まった電力事業では、最初期より電気は各家庭まで送電されて電気を買いに出かける必要はありませんでした。 我が国でもちょうどその頃、1886年に現:東京電力の前身の東京電灯会社が開業しています。 当然ですが、一般大衆も使うガソリンも電気同様に家まで届いた方が便利に決まっています。 ただ、理由は言うまでもないですが、ガソリンを宅送するのは危険でコストも高いのでガソリンの宅送は行われておらず、現実的なソリューションとして全国津々浦々にガソリンスタンドを設置して運用するという方式が採用されています。 つまり、ここで言いたいのは、ガソリンをスタンドまで買いに行くのは理想形ではなく、「仕方がないこと」だと言う点です。 その上で、これから自動車