電気自動車の電費 〜 ガソリン車と比べて安いの?

株式会社I-S3の益田と申します。

弊社は、再生可能エネルギーの普及を目的としており、その普及には再生可能エネルギーの電源に加え、身近で最大級の蓄電池を搭載した電気自動車(EV)の普及が重要と考え、再エネとEV充電を軸に活動しております。


ガソリン車ならガソリン、ディーゼル車なら軽油を給油する必要があるのと同様に、電気自動車を運用するには充電をしなければなりません。当然、電気もタダではありませんから金額が気になります。電費は当然、車種や乗り方によっても大きく変わりますが、概ね1kWhの電気で5kmくらいは走れると考えておけば無難でしょう。

電気を購入する際は、月締めでkWh単位での購入になるので、L単位での購入のガソリンと比較するとやや複雑ですが、以下の様に考えると簡単です。

燃費比較

ガソリン車の場合、1Lで走れる距離は概ね10km~30kmの間です。そうするとEVが5km走ることができる1kWh分の電気と同じだけ必要なガソリンの量は以下の様になります。


  1Lで10km走れる車の場合(レギュラーガソリンが150円/Lの場合)

            [ 5km/10km ]  × ガソリン単価(150円)= 75円


      1Lで30km走れる車の場合(レギュラーガソリンが150円/Lの場合)

             [ 5km/30km ]  × ガソリン単価(150円)= 25円 


上記の金額が、あなたがガソリン車で5kmを移動するのにかかる燃料費です。電気代は契約プランにもよりますが、全国的に概ね25円/kWh前後なので、30km/Lの燃費の車でやっとEVの電気代と同等になれるということになります。


しかし! ここで盲点があるので注意が必要です。

電気は自宅で充電、ガソリンスタンドへ行かなくて良い

電気はご自宅で充電できますが、ガソリンはガソリンスタンドまで出かけて汲みに行かねばなりません。その往復の交通費や手間を考えると、ガソリン車は燃料費においてEVに勝つのはほぼ不可能ということになります。

そもそも、家に帰って充電器を車に刺すだけの方が便利に決まっているじゃないですか?金額も安くて、手間も少ない、音も匂いもなくて良いとこばかりです。


うるさい音を出すだけのマフラーなどの社外部品をあなたの家族が欲しがることもありませんし、ディーラーへ行くたびに謎の部品代という高額請求をされることもなくなります。家計にとっては、EV化は絶対的にお得です。

煙くさいことを言うあの人にキッパリと言いましょう。

「EVにしましょう!」

            

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